療育タイプ

療育タイプとは?

障がいを持つ子どもが利用する「放課後等デイサービス」には、学童保育タイプ・療育タイプ・習い事タイプ、といったタイプがあります。

「学童保育」や「習い事」は、なんとなくなじみのある言葉だと思いますが「療育」というのは、ちょっとイメージがしづらいという人が多いのではないでしょうか。

そこでここでは放課後等デイサービスの「療育タイプ」の施設について紹介します。

放課後等デイサービスにおける「療育」とは、障がいのある子ども一人ひとりの発達の状況や特性に合わせた支援を行うことを指します。いわゆる「発達支援」です。

子ども一人ひとりに合わせた指導を行うのは、学童保育タイプや習い事タイプの放課後等デイサービスでも同様ですが、療育タイプの放課後等デイサービスの場合は作業療法士や言語聴覚士、理学療法士といった療育のプロが所属しており、より専門的なプログラムを受けることができます。

療育タイプのメリット

療育タイプの放課後等デイサービスでは、小グループの中で他者との関わりを学んだりするほか、先生と一対一で特性に合わせたレッスンなどを行ったり、勉強のサポートを受けたりすることもあります。

そのため、学童保育タイプの放課後等デイサービスと比べると、塾のような感覚に近いかもしれません。利用時間も、学童保育タイプの施設と比べると短時間に設定されていることが多いです。

保護者の送迎が必要な場合も多いので、学童保育タイプの施設のようにお子さんを預けて保護者のリフレッシュにもなる…というようにはいかない場合も多いのですが、療育型の場合はお子さんが施設で過ごしている間、モニターなどで様子を見ることができたり、支援者と直接話をしてお子さんの障がいや特性についてさまざまな相談をすることができます。

子育てには悩みはつきものですが、障がいを持つお子さんの場合は、特にわからないことが多いと思います。

そんな時、専門知識のある支援者に相談に乗ってもらえるのは非常に心強く、またためになる時間となります。