習い事タイプの施設とは?
放課後等デイサービスとひとことでいっても、そこで受けられるプログラムは施設によってさまざまです。
なかでも「習い事タイプ」と呼ばれる放課後等デイサービスは、さまざまなプログラムが用意されています。
ダンスやサッカーなどの運動ができるところもあれば、絵画や習字、音楽といった芸術を学べるところもあります。
最近では、プログラミングなどを学ぶことができる放課後等デイサービスなども登場しています。
放課後に習い事をしたいのであれば、一般のお教室に通う、という方法もないわけではありませんが、放課後等デイサービスの習い事タイプの場合は「障がいがあるお子さんが対象」と、対象がはっきりと決まっているため、障がいをしっかり理解した上で対応してもらえるというのがポイントです。
障がいについても知識を持った指導者が指導を行いますから、習う側もスムーズにレッスンに取り組むことができますし、レッスンのなかで療育と同様の効果を得られる場合も多々あります。
習い事で広がる可能性
習い事タイプの放課後等デイサービスを利用する場合には、子どもの特性に合った習い事を選ばなければなりません。
先生との相性などもあるので、なかなか難しいところもありますが、好きな習い事をして世界を広げていくことができれば、お子さんの自信につながりますし、可能性も広げてあげることができるでしょう。
ただし、好きな分野を伸ばすためのプログラムとなりますから、習い事タイプの放課後等デイサービスで苦手分野を克服することは難しいと思っておいた方がよいかもしれません。
とはいえ、障がいを持つお子さんは、障がいのないお子さんにはない独特の個性を持っている場合も多いです。
そのため、習い事タイプの放課後等デイサービスを利用することによって、その子にあった分野の知識を深めたり広げたりすることができれば、驚くほどの才能を開花させることにもつながるでしょう。
人によっては、学童保育タイプなど、他のタイプの放課後等デイサービスと習い事タイプの放課後等デイサービスの2つを掛け持ちして利用したりすることもあります。